私は秋田出身で、地元で高齢者福祉の現場を経て介護支援専門員として働いていました。
その中で精神障害の方と関わる機会があり、精神障害について学び、精神保健福祉士の資格を習得しました。資格を活かして仕事をしたいとは思っていましたが地元では活かす機会がなく、そんな時に袋田病院で募集があり、縁あって茨城県の当法人で精神保健福祉士として経験を積ませていただくこととなりました。
茨城県での生活は初めてですが、東北より気候が温暖で晴れ間が多く、冬場の雪の苦労がないことですごく快適に過ごせています。また仕事場の近くは県でも有数の観光地で、四季を感じるきれいな景色や日本三名爆〝袋田の滝〟があり、のどかな自然の中でゆっくりと過ごすことができています。
現在は主に就労支援を担当させて頂いており、様々な就労支援の研修などに参加し最新の就労支援の現状やかかわり方を伺う機会がありました。また、少しずつですが通所し作業に参加されていた方がアルバイトや正社員として就労につながってきています。過疎高齢化が進む職場の地域では求人内容から企業の障害者雇用の理解まで、学んだ実例とは大きく異なってはいますが、この地域で医療と地域をつなぐ支援として、特に障害者の雇用の実例から理解につながって雇用の場が広がっていくよう、企業側へのアプローチを行っていきたいと思っています。