Art Staff アートスタッフ紹介

安彦 講平

1968年 東京足立病院にて“治療”でも“教育”でもない〈造形教室〉を開始。

当時の日本の精神医療現場で自由な表現の場を作ることは、その地盤作り(開拓・開墾=カルチャー)から始めることを意味した。

当事者が表現活動の主体者となり、身を持った体験を通した自己表現の営みは、その人それぞれに内在する個性、可能性、もう一人の自己との出会い、“癒し”、支えとなった。

また、その家族、医療従事者にも多様な繋がり、関係をもたらして行った。

以後、丘の上病院、平川病院などで〈造形教室〉を主宰。

2001年より袋田病院へ毎月第三水曜日に来院している。

〈造形教室〉の活動を描いたドキュメンタリー映画『破片のきらめき』は、文化庁映画賞「文化記録映画優秀賞」受賞、フランス・ヴズール国際アジア映画祭ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞。

著書に『“癒し”としての自己表現』など。

“光は闇の内から生まれ出ずる 光は闇の深奥、広がりを照らし続ける”

野口 均

1961年
東京都出身
1980年
本郷高校デザイン科卒業
(株)アトリエマツダ入社 松田日出男氏に師事
1984年
退社
野口ステンドグラス設立

(主な作品)

  • 長野県豊野町営室内ゲートボール場
  • 武蔵工業大学五島記念会館
  • 中野区社会福祉会館
  • 都立江東商業高校
  • 立教女学院中学校・高等学校
  • 東京足立病院
  • 平川病院
  • 個人住宅・商業施設など

ステンドグラス製作を、中心に、ステンド教室や、創作活動を、しております。

ホロスでも、自分自身で、考えて作る事への、面白さなどを、作品が完成した時の嬉しい気持ちや、達成感を、感じていただけるように、一緒に、創作活動をして行けたらと、思っております。

上原 耕生 (現代美術作家)

1982年
沖縄生まれ
2010年
東京藝術大学大学院美術研究科修了
美術館や画廊といった既成の場所や制度にとらわれない、
全国各地のアートプロジェクトに参加。
主な表現媒体はインスタレーションや、壁画事業等
2011年3月〜
DAWACEN経済文化交流センター(ベトナム・ハノイ)に滞在勤務
2011年9月〜
袋田病院アトリエホロスの造形職員として勤務
2012年〜
取手アートプロジェクト IN MY GARDEN 2016年まで
2013年〜
袋田病院アートフェスタ実行委員を担当。利用者との造形活動と平行して法人職員へのアートの普及活動も行なっている
2018年
TURN展 アトリエホロスとして出展(東京都美術館)
2019年
袋田病院にてビューティフルディストレス(オランダ)連携アーティスト・イン・レジデンス事業開始