アミーゴ荘

「注連縄」、これはなんと読めますか?

みなさん「注連縄」読めましたでしょうか?正解は「しめなわ」と読みます。アミーゴでは今年の1月から、御岩神社の巫女さんである佐藤美咲さん、美咲さんのお婆様でもある注連縄づくり名人の佐藤八重子さんを講師としてお招きして、毎週木曜日の午前中に「注連縄づくり教室」を開いて利用者の皆さんと注連縄づくりを行っております。最初の頃はとても難しく、藁をよることもままならない状況でありましたが、講師のお二人の熱心でユーモアあるご指導のおかげで、いまでは時間をかければ写真のような注連縄を作ることができる利用者さんも増えてきました。

出来上がった、注連縄は御岩神社様にお買い上げいただき、地鎮祭のような神事にお使いいただき重宝して下さっているようです。

注連縄づくりは、各地区ごとに鎮守されている神社のお祭りの際に、使われます。むかしは、その地区ごとに住民の方々が手作りで注連縄を作り、お祭りを行いますが、時代の変化につれて縄を作る技術をもった人がいなくなり、各地区のお祭りでも調達するのが大変になってきたと聞いております。

また神社の神事においても手作りの注連縄を準備することが難しくなってきているとも聞いております。

そんな状況の中で、精神障がい者の福祉事業所で何か出来ないかと考えて、ご縁をいただき注連縄づくりを行って来ました。

今後の行く末もお見守りいただけましたら幸いです。